2010年4月22日木曜日

糖尿病とホルミシス

糖尿病とホルミシス

小島周二(東京理科大学教授)と高橋希之(同客員研究員)らは

I型糖尿病(インスリン依存型)のマウスの12,13,14週目に低線量のγ線を照射し
病状の進行を追跡しました

その結果、照射しない場合に比べて照射した場合は糖尿病の発症が明らかに抑制されたのです

活性酸素がさまざまに影響して、いろいろなタイプの糖尿病が起きることに関与しています
低放射線の照射が抗酸化の働きをして、糖尿病を改善することが予想されています

ホルミシスとは??

あまり聞きなれない言葉ですが、ホルミシス治療とは我が国でも
昔からラジウム温泉治療として親しまれているもので
玉川温泉(秋田)、増富温泉(山梨)、三朝温泉(鳥取)が有名です


ラジウムとは自然に存在する放射性物質で、これから発生するラドンガスを
体内に取り込むことによってさまざまな効果が得られるとされています

この理論は1982年12月にミズーリ大学名誉教授、トーマス・D・ラッキー博士がHormesis With Ionizing Radiationとして提唱し、その骨子は微量の放射線は身体中の細胞活動が活発になり、傷ついた細胞を修復するというものです

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