2010年4月11日日曜日

日本では、年配の人の多くが生活習慣病で60%とも70%とも言われる。

日本では、年配の人の多くが生活習慣病で60%とも70%とも言われる。
そして、具体的な生活習慣病と死亡率の関係を調べてみると、生活習慣病でない人を基準にすると、次のように死亡確率があがるとされている。
1.糖尿病 :       1.64倍
2.高血圧 :       1.55倍
3.メタボリック症候群 : 1.36倍
4.高コレステロール血症 : 1.10倍
また、3大生活習慣病で死ぬ人を10万に当たりで示すと、
1950年   250人
2000年   500人
となっている。つまり、生活習慣病で無くなる人が、全体の7割、 生活習慣病にかかると死亡率は1.5倍、そして生活習慣病で死ぬ人は50年で2倍になった!
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このような数字を並べられると、うっかり「それは大変だ、甘い物もお酒も控え、運動をして・・・病気にならないようにしよう」と思うのが人情と言うものだ。
そして「生活習慣病予防協会」など多くの「団体」が出来ている。
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でも、なにか奇妙だ。
・・・生活習慣病の人はドンドン増えている
・・・生活習慣病になると死亡確率が上がる
・・・実際にも生活習慣病で死ぬ人が2倍になった
というのが本当なら
・・・日本人の寿命が短くなっている
ということになるはずだ。
なにしろ、死亡確率の高い病気になる人が急増しているのだから、寿命が短くならないとおかしい。
ところが、よく知られているように平均寿命はドンドン上がって、男性で80歳、女性ともなると86歳という長寿国だ。
この平均寿命は全ての人の平均だが、生活習慣病が多くなる50歳以上に注目すると、さらに余命の伸びは大きく、時間が1年経つと、平均余命は0.7年も伸びている。
病気になって・・・寿命が延びる????
どうなっているのだろう????

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